小学生用自転車サイズの選び方【学年別オススメ製品を紹介】

小学生用自転車サイズの選び方【学年別オススメ製品を紹介】

目次

小学生のお子さまの自転車選びで最も多い悩みが「どのサイズを選べば良いのかわからない」ということ。結論から言うと、自転車サイズは 身長 × タイヤインチ の組み合わせで決めるのが最も安全で、操作性もよく、長く使える選び方です。


本記事では、
✔ 身長・年齢別の最適サイズ早見表
✔ 初めてでも失敗しないインチの決め方
✔ サイズ別おすすめ自転車比較(特徴・価格帯)
✔ 購入前にチェックすべきポイント
✔ あると便利な周辺アイテム
✔ よくある質問(FAQ)

をすべてまとめました。


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身長と年齢でわかる!小学生向け自転車サイズ早見表

子ども向け自転車は、幼児から小学校高学年までの子どもが乗る自転車とされています。タイヤサイズは12インチ(約30cm)~26インチ(約66cm)程度まで幅広く販売されており、各タイヤサイズに対して適した年齢と身長が設定されています。


キッズ用自転車 - サイズ早見表:

サイズ (インチ) 身長 (cm)
12" 75 - 90
14" 90 - 105
16" 105 - 120
20" 120 - 135
24" 135 - 155
26"
155 以上

サイズ別にどんな特徴がある?インチごとの違いを解説

初心者や体格、用途によって最適なサイズは異なります。ここでは “どの子にどのインチが合うのか” が一目でわかるよう解説します。


▶ 16インチ:はじめての1台にぴったり

補助輪対応が多く、まだバランスに自信のない小さなお子さま向け。


▶ 18インチ:自転車に慣れてきたら

安定性と操作性のバランスがよく、小柄な子にもフィット。


▶ 20インチ:小学校中学年の定番サイズ

周りの友だちも乗りはじめる標準サイズ。長く使えるコスパ良好。


▶ 24インチ:成長を見越したい方向け

外遊び・通学の練習などにも向く、実用性の高いサイズ。


▶ 26インチ:大きめサイズで長く使いたい方

小柄な大人サイズに近づき、快適さと安定性が両立。


補足:年齢ではなく「身長」を基準に選ぶ理由

  • 年齢は同じでも身長差が大きいため

  • 身長に合わないと“足が地面に届かない”→転倒リスク増

  • 大きすぎると操作性が落ち、逆に危険

安全性と乗りやすさのためにも、 身長を最優先 してください。


※引用:文科省・学校保健統計(1)身長―5歳から17歳の平均身長、親世代との比較

「大きめ」を買うと後悔する?小学生の自転車選びで親が知っておくべき「安全」と「コスパ」の正解

「子供の自転車、すぐに背が伸びるから少し大きめを買っておこうかな……」「ネットで買うとサイズ感がわからないし、失敗したらどうしよう」


小学生のお子さんを持つ親御さんにとって、自転車の買い替えは嬉しいイベントである反面、頭を悩ませる問題でもあります。決して安くない買い物ですし、なにより大切なお子さんの命を乗せる乗り物ですから、絶対に失敗したくないですよね。


実は、多くの親御さんがやりがちな「長く乗れるように大きめサイズを選ぶ」という判断、これこそが一番危険な間違いだということをご存知でしょうか?


サイズが合わない自転車は、怪我のリスクを高めるだけでなく、お子さんの「自転車への苦手意識」を植え付けてしまう原因にもなりかねません。


この記事では、世界中のファミリー層から支持されるスポーツブランド・デカトロンが、「安全に乗れる適正サイズの本当の見極め方」と「成長期でも買い替え頻度を減らせる賢い選び方」を徹底解説します。


これを読めば、もうサイズ選びで迷うことはなくなり、お子さんが笑顔で安全に走り出せる最高の一台が見つかるはずです。


そもそも、なぜ「大きめサイズ」を買ってはいけないのか?

「どうせすぐ背が伸びるし、1サイズ上を買ってサドルを一番低くすれば乗れるだろう」お財布事情を考えれば、そう思うのは当然です。しかし、自転車において「大は小を兼ねない」のには、明確な安全上の理由があります。


1. 「足がつかない」恐怖が事故を招く

自転車の運転に慣れている大人とは違い、子供はバランスを崩した時にとっさに足を出して支えようとします。この時、つま先しかつかない状態だと踏ん張りが効かず、そのまま転倒してしまいます。特に信号待ちや曲がり角での転倒は、車との接触事故につながる危険性が非常に高いのです。


2. ブレーキに手が届かない・握れない

大きめの自転車は、ハンドルまでの距離が遠くなり、ブレーキレバーのサイズも大きくなります。手の小さなお子さんが無理をして乗ると、**「いざという時に指がブレーキに届かない」「握力が足りず止まれない」**という致命的な状況に陥ります。


3. 重すぎてコントロールできない

1サイズ上の自転車は、車体重量も重くなります。自分の体重に対して重すぎる自転車は、漕ぎ出しがふらつきやすく、倒れた時に自分で起こすこともできません。これが「自転車嫌い」になる最大の原因です。


結論:自転車は「今、ジャストサイズであること」が絶対条件です。しかし、数年で買い換えるのは家計に痛い……。そこで重要になるのが、「ジャストサイズで乗れて、かつ調整幅が広い自転車」を選ぶという視点です。

失敗しないサイズ選び!身長表よりも見るべき「3つの鉄則」

では、具体的にどうやってサイズを選べばよいのでしょうか。メーカーのカタログにある「適応身長」はあくまで目安に過ぎません。本当にチェックすべきは以下の3点です。


鉄則1. 身長ではなく「股下」と「サドル高」で決める

最も重要なのは、**「サドルを一番低くした状態で、両足の裏が地面にべったりつくか」**です。

特に自転車デビューや乗り換え直後の時期は、安心感が何より大切です。お子さんの**「股下(足の長さ)」を測り、自転車の「最低サドル高」**と比較してください。

  • 股下の測り方: 壁に背をつけて立ち、本などを股に挟んで、床から本の上端までの長さを測ります。

  • 選び方: 「股下寸法 ≧ 最低サドル高」であれば、安心して乗ることができます。

鉄則2. ブレーキレバーの「握りやすさ」を確認する

意外と見落とされがちですが、子供の手の大きさに対してブレーキレバーが適切かどうかも重要です。デカトロンの子供用自転車(BTWIN)は、この点に徹底的にこだわっています。

  • ストップ・イージー・システム:デカトロンが独自開発したブレーキレバーは、子供の小さな手でも握りやすい形状をしており、従来のブレーキよりも30%少ない力で操作できます。「握力に自信がない」「手が小さい」というお子さんでも、確実に自転車を止めることができる、親御さんにとって最大の安心材料です。

鉄則3. 成長に合わせて「ハンドル位置」も変えられるか

背が伸びると、サドルだけでなくハンドルの高さも調整する必要があります。サドルだけ上げると前傾姿勢がきつくなり、視界が悪くなって危険だからです。購入を検討している自転車が、サドルだけでなくハンドルの高さや角度も柔軟に調整できるモデルか確認しましょう。


【年齢・学年別】デカトロンが推奨する「ゴールデンサイズ」

ここでは、一般的な目安としてのサイズと、デカトロンのおすすめモデルをご紹介します。※あくまで目安ですので、必ずお子さんの身長と股下を確認してください。

【14〜16インチ】身長105cm〜120cm(4歳〜6歳・幼稚園〜小1)

自転車の練習を始める時期です。補助輪の取り外しが簡単で、恐怖心を与えないモデルが最適です。

【選ぶポイント】 チェーンカバーが付いていて服が汚れない、泥除けやスタンドが標準装備されているものがおすすめ。

男の子の自転車デビューにおすすめな1台、「BIKE500 16インチ ロボットデザイン」を紹介します。16インチのコンパクトな自転車で、子ども用に特別にデザインしました。インパクトのあるオレンジと、かっこいいロボットのイラストで気に入るお子様も多い、おすすめの1台です。 泥除け、スタンド、ベルを標準装備。タイヤが太く、ノブと呼ばれる凹凸(おうとつ)加工が多いことが特徴です。このタイヤのノブは一粒が大きいのでグリップが利きやすく、走行時に安定感を生みます。あぜ道や舗装されていない砂利道を普通のタイヤが付いた自転車で進むと、スリップしてしまい危険です。しかし、この自転車のタイヤであれば、地面が荒い場所でも走行でき、わんぱくな男の子を持つ保護者の方も安心です。見た目もマウンテンバイクをイメージしたスポーティなデザインなので、「普通の自転車より格好良い」と気に入ってくれるお子様も多くいらっしゃいます。 乗り降りがしやすくなるように真ん中を低くしたフレームや独自設計のブレーキが、お子様の安全な走行を守ります。特にブレーキは、小さな手でもしっかりホールドでき、軽い力でも停止できるように研究を重ねて製作しました。泥除けやスタンド、ベルも標準装備。16インチ用の補助輪やトレーニングバーを取り付けることもできるので、徐々に自転車に慣れさせたい保護者にもおすすめです。

この自転車に合う補助輪はこちらです。いきなり補助輪なしの自転車に乗せるのは怖いという方は、補助輪とセットでご購入いただくと、ご安心いただけるのではないでしょうか。

3つ目に紹介するのは、パリのスイミングプールをイメージしたブルーカラーがキレイな自転車です。こちらは16インチのシティバイクで、今までの2つとは異なり、キャラクターのないシンプルなデザインが特徴です。7.3kgと子どもでも扱いやすい軽さが良いと、お客様からご好評をいただいております。また、全長を他の2つの自転車よりも短く設計しているため、ハンドリングしやすいですが、適正身長は105~120cmまで。それ以上の身長のお子様は逆に運転しづらくなるかもしれないため、ご注意ください※男女どちらのお子様にも向いています。

中学年にもなれば道路での正しい判断力が身に付き、自転車でいろいろな場所へ行きたくなってくる年頃です。デザインの好みも変わり、子どもらしいキャラクターをあしらった自転車から卒業する子どもも少なくありません。このタイミングで2台目を検討するご家族も多くいらっしゃいます。耐久性が高く、デザインが洗練された自転車を探すなら、ビトウィンのマウンテンバイクがおすすめです※いずれの製品もシティ用として利用できますが、カゴは付属品ではありません。

【20インチ】身長120cm〜135cm(6歳〜9歳・小1〜小3)

行動範囲が広がり、友達と公園へ行ったり習い事へ通ったりする時期です。変速ギア(切り替え)付きのモデルを選ぶと、坂道も楽に登れて楽しみが広がります。

【選ぶポイント】 マウンテンバイク(MTB)タイプや、街乗りクロスバイクタイプなど、好みが分かれてきます。

キッズ ライディング性能がワンランク上の製品をお探しなら、こちらのマウンテンバイクがおすすめです。 前タイヤにサスペンションフォークと呼ばれる衝撃吸収機構を採用したモデルで、突然木の根や石に乗り上げてしまっても転倒しないように衝撃を抑えてくれます。キャンプ場に持ち込んで遊んだり、山道を攻めたりすることができる本格的なマウンテンバイクをお探しの方はぜひご検討ください。もちろんこちらも、グリップを握るタイプの変速ギア付きなので、急勾配の坂も快適に進むことができます。 近年のアウトドアブームに先駆けて、親子でバイクを趣味にしているご家族や、アウトドア好きのお子様のために購入する方が多くいらっしゃいます。「80種以上のスポーツ」用品を自社で研究・開発しているデカトロンだからこそ実現できた性能をこの機会に味わってみてください。

キッズ ライディング性能が最上級の製品をお探しなら、こちらのマウンテンバイクがおすすめ。 8段階のギアチェンジができ、よりスムーズにスピード変更ができるように設計されています。自由自在に乗りこなせるお子様にはこちらがおすすめ。 また、新軽量のアルミフレームで、ダブルケーブルディスクブレーキ搭載。スピードも出すこともできるが、あらゆる状況での強力なブレーキもかけることもできます。 ワイドタイヤとリジッドフォークを備え、同じサスペンション効果をより軽量で実現。こちらもキャンプ場に持ち込んで遊んだり、山道を攻めたりすることができる本格的なマウンテンバイクをお探しの方はぜひご検討ください。

小学5年生、6年生は今までの小ぶりなタイヤではスピードが出せず、タイヤの大きな自転車が欲しくなってくる年頃です。身体もぐんぐん大きくなるため、タイヤが24インチ未満だと膝がハンドルに当たって漕ぎづらい、などの問題が出てきます。ビトウィンでは大人の一歩手前の微妙な時期のお子様にも満足してもらえるよう、製品を開発しています。

【24インチ】身長135cm〜150cm(8歳〜12歳・小3〜小6)

大人用自転車へのステップアップ直前のサイズです。塾や長距離の移動にも耐えられる走行性能が求められます。

【選ぶポイント】: フレームの形状が大人用に近づきますが、トップチューブ(またぐ部分のパイプ)が低くなっているものを選ぶと、乗り降りが安全です。

こちらの製品は9歳~12歳向けの24インチマウンテンバイクです。安全性能を保ちつつ、走行時の快適性が増加するよう設計しました。 サドルとハンドルが水平になるハイライズタイプであることが特徴で、サドルに跨った時に姿勢が少し起きるため、自然と視線が上を向き、前方の様子をしっかりと見極められます。また、立ち漕ぎに近い状態にもなるため、ペダルに上手く力を伝えやすく、軽い力で大きな推進力を得られます。 カラーはホワイトとブラックをあしらったシンプルなデザインで、スタイリッシュに乗りこなせます。

■マウンテンバイク 自転車 B'TWIN 920 ジュニア (9~12歳用)

予測の付かない凹凸(おうとつ)のある山道を転倒することなく走り切ると、とても爽快感があって楽しいもの。マウンテンバイクが趣味になり、スリリングな走りを求めるお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合におすすめなのが、こちらのサスペンションフォークモデルです。 サドルとハンドルが水辺になるハイライズタイプでもあるため、アップダウンの激しい荒れた道でもバイクの振動を気にすることなく、前方をしっかりと確認しながらハンドルを操作することが可能です。 また、変速ギアが左右に付いていて、左で上り下りに合わせた変速ができ、右でペダリングに合わせた正確な変速ができます。ギアの細かな調整力を駆使し、変化の激しい道をぜひ走破してください。

【6. 小学生用自転車サイズの選び方】まとめ

子ども用自転車は、正しいサイズを選ぶことが何より大切です。大きすぎる自転車や小さすぎる自転車は扱いづらく、転倒や事故の原因になり危険です。長く使って欲しいからと言って、身長や年齢を考えずに大きな自転車を購入するのは避けてください。 自転車のサイズがお子様に合っているかどうかは、店舗で試乗して確かめるのがおすすめ。推奨年齢、身長のほか、サドルの高さやブレーキの握りやすさなど、細かなところまでしっかりと見極めた上で選ぶのが、間違いのない選び方のコツです。 遠くまで出かけられるようになる自転車は、子どもの世界を広げてくれる大切な乗り物です。習い事や買い物、遊びなど、小学生が日々を送るために自転車は欠かせません。当たり前のように毎日使う乗り物だからこそ、正しいサイズの自転車を選んであげてください。

おすすめ小学生用自転車一覧

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