バックパックの詰め方は?

バックパックの詰め方は?

ハイキングに必要な持ち物は揃いましたが、バックパックに荷物を詰めようと思ったとき、どんな装備を最初に詰めればいいのか、どうすればスペースを最も有効に使えるのか、悩みますよね?詳しく解説していきましょう。
目次

ハイキングに必要な持ち物は揃いましたが、バックパックに荷物を詰めようと思ったとき、どんな装備を最初に詰めればいいのか、どうすればスペースを最も有効に使えるのか、悩みますよね?詳しく解説していきましょう。


1. バランスを整える

ハイカーならよくご存のように、バックパックに荷物を詰めるのは簡単なことではありません!

必要な装備を入念に選んだら、次はそれをどのようにパッキングするのがベストかを考えまっす。その際、優先すべきことは、前後左右の荷物のバランスをうまく調整することです。

バッグの重さが片側に偏っていると、バランスの悪さを補うために体に力が入り、不必要に疲れてしまいます。また、上り坂や下り坂で転倒するリスクも高まります。転倒につながる引っかかりや突然のつまずきを防ぐためにも、荷物をコンパクトにすることが重要です。


2. バックパックに荷物を上手に詰める秘訣

重い荷物はバックパックの中央の背中に近い部分に、中程度の重さの荷物は下部とサイドに、軽い荷物は上部に入れるのがポイントです。

バックパックの底部
寝具(寝袋、マットレス)と着替えを入れます。次に、ハイドレーションパックを背面に沿って滑らせるように入れてください。予備の靴はバックパックの底にあるコンパートメント収納するようにしましょう。

バックパックの中心部
テント(縦に入れる)、ストーブ、食事、食料を収納します。できるだけ背骨に近い位置に入れるのがポイントです。
また、バックパックの上部や底面にストラップが付いている場合は、テントを外側に固定することで、バックパック内のスペースを節約できます。

バックパックの上部
フリース、防水ジャケット、応急処置セットなどをすぐに取り出せるところに入れておきましょう。グランドシートは、フラップの下、あるいは外側のフックを使ってバックパックの底に固定します。

バックパックの各種ポケット
日焼け止め、地図、コンパス、サングラスなどの小道具を収納しましょう。例えば、シリアルバーやカメラはウエストポケットに入れておくとすぐに取り出せるので便利です。伸縮ポールはバックパックの外側に垂直に立てて固定するのがおすすめです。

残りのスペース
ハイキングウェアを入れるスペースとして使え、装備がバックパックの中で動いてしまうのも防いでくれます。


3. バックパックを調整する

最後のステップとして、バックパックを自分に合うように調整します。まず、背負う前に背中の高さを合わせます。次に肩にかけたら、ベルトを調整し、その後ショルダーストラップも調整します。最後に、荷重分散ストラップを締めたら完成です!