OUR ECO-DESIGN APPROACH

エコデザインへの取り組み

OUR ECO-DESIGN APPROACH

エコデザインへの取り組み

デカトロンは自社で製品のデザインをするからこそ、エコデザインができるのです!

私たちのデザインチームは、環境に与える影響を考慮しながら製品を製造することを心がけています。これを実現するために、私たちは「エコデザイン」を開発しています。

製品ライフサイクルの全段階の分析を行い、どの段階が環境に最も大きな影響を与えるか(染色、原材料など)を把握します。

このように、私たちはエコデザインのためにとるべきアクションを決め、環境への影響を削減しています。エコデザインは、製品の全ライフサイクルにわたってデカトロンがとるアクションが、環境への影響を大きく削減することを保証する要求の高いプロセスです。

デカトロンにおける製品のライフサイクル

それは、製品を製作するところから製品が使われなくなるまでのすべての段階です。

- 原材料:抽出と処理
- 生産:製造技術
- 輸送:製造拠点から流通拠点まで
- 流通:販売場所と販売形態
- 使用:使用方法、洗濯、メンテナンス
- ライフサイクルのおわり:修理、リサイクル、破棄

デカトロンのエコデザインの基準

私たちはエコデザインに真摯に取り組んでいます。

デカトロンのデザインチームは、エコデザインへの取り組みを明確に定義するために厳格なフレームワークを確立しました。対象となる製品は、以下の基準のいずれかを満たす必要があります:

1. 環境負荷について:
- 気候変動、大気汚染、水質汚染、資源枯渇のうち、少なくとも2つの項目において、旧モデルと比較して最低でも10%を軽減していること。

- 製品の寿命を30%以上延長し、性能を維持すること。

- 修理可能性指数ツールを使用し、最も一般的な故障や損傷の少なくとも80%をカバーし、市場の製品と違いをつけること。

2. 具体的なデザイン面における取り組み:再生ポリエステルを製品重量の70%以上使用する、オーガニックコットンを90%以上使用した生地を採用する、水への負荷が少ない染料を使用する、など。

さらなる挑戦

製品に使用する素材についても、さらなる取り組みを進めています。2022年末までに、使用するすべてのポリエステルと綿を、より持続可能な方法で調達できるようにします。現在、当社の製品に使用されている綿は既にその目標(100%)を達成しており、将来の明るい兆しが見えています。しかし、当社の製品に使用されているポリエステルのうち、この目標を達成できているのはわずか20%にすぎず、今後の大きな課題となっています。

環境への影響を軽減するためにすべきことはまだたくさんあり、私たちは、変化をもたらすために行動し続けようと決意を固めています。

現在、製品とその素材の評価段階、とりわけ代替素材の選択に関して大きな制約があります。私たちは、代替材料が他の材料に比べてより影響や汚染の少ないものであることを確認しなければなりません。そのため、外部機関に調査やテストを依頼し、その結果の信頼性と独立性を保証できるようにしています。

私たちの製品は、数多くの品質・技術における要件を満たさなければなりません。代替材料は、まだ市場で確立されていない技術である場合もあります。例えば、一部の製品に使用しているオーガニックコットンはオーガニック農法を採用しているため収穫量が少なく、その結果、従来農法のコットンよりも市場に出回る量が少なくなってしまうのです。

2021年末時点で、エコデザインで開発された製品は売上の10.4%を占めています。DECATHLON(デカトロン)チームは、気候変動と資源枯渇の課題を理解しており、2026年までにエコデザイン・アプローチによる製品開発を100%にすることを目標に掲げています。