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Quechua(ケシュア)と富士山登山! 第2話 – 「DISCOVER, EXPERIENCE」

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「ハイキング ダウンジャケットForclaz 900」レビュー

Tokyo Snow Clubでアドベンチャーツアーガイドを務めるNikからいただいた製品レビューをお届けしています。

テスト環境:富士山5合目吉田

8月27日

どんよりとした雲空の下、雨が降るのだろうか?と微かな心配が頭をかすめながら、5合目を出発したのが19時半。7合目に到着する頃には雨がぱらつき、気温が一気に下がり始めていました。

22時56分、8合目。降り止まぬ雨に下がり続ける気温。ここで暖かいウェアへと着替えました。小雨に見舞われながらも、1時34 分には8.5合目へと辿り着きます。この地点では、空は一転して晴れ渡り、そのままさらに上を目指して進みました。

3時間ほど登り続けて、時刻は4時04 分。ついに、富士山頂の土を踏むその瞬間。そこで私を待っていたのは、凍えるような寒さでした。

下山では、太陽の存在をそばに感じることができたものの、7合目まで降りてくる途中には、数回のスコールを体験しました。

9月3日

この日もまた、5合目から出発。軽い雨が降っていました。澄みきった青空と景色への期待は見事に裏切られ、20時09 分、40kmの風とどしゃぶりの雨に遭遇します。

時おりのぞく晴れ間も束の間。悪天候は続き、7合目を過ぎてからはずっと、私は雨と風と行動を共にすることになります。8合目に着いたのが2時。状況が状況なため、仲間と相談した結果、5合目へと引き返すことに。

そして、6時半。無事に5合目に辿り着きました。

レビュー

ダウン75% 、フェザー25%のコンパクトな「ハイキング ダウンジャケットForclaz 900 」。

くるくると小さく丸めると、26Lのバックパックの中へすっきりと収めることができました。

裏地にやや光沢感のあるポリエステル素材が使われていることもあり、滑りよくさっと脱ぎ着ができました。内ポケットはついていません。所持品携行に使えるのは、外側の3か所のポケットです。

取り外し可能なフードにもダウンとフェザーが入っています。頭部にそうようにぴったりとカバーします。

「 Forclaz 900」の使用最適温度は、-25℃から-20℃までに設定されています。このジャケットを着て初めて富士山頂を目指した時は、“着るタイミングが早すぎる”というミスから、8.5合目あたりまで滝のような汗をかきっぱなし、という事態を招いてしまいました。

8.5 合目以降は、強まる風と共に気温も急降下。ここからがいよいよ、このジャケットの腕の見せ所。しっかりと本領を発揮してくれました。

初登頂では、写真のように雨がパラパラと降っていました。

自然の小雨程度なら、文句なしのウォーターレジスタント仕様です。頂上に到達する頃には、ドライな状態を取り戻していました。

2度目の登山では、雨の強さがはるかに増し、このジャケットでこのレベルの雨や風に耐えられるのだろうかという不安が頭をよぎりました。しかし、そのウォーターレジスタントの性能は期待値を上回りました。

びっくりしたことに、降ったり止んだりの雨の中、4時間が経過した頃になって初めて、ジャケットに水が浸み込み始めました。Decathlon(デカトロン)では、このジャケットの防水・耐水性能に関して、ウォータープルーフではなく、ウォーターレジスタントとうたっています。そのため、これは想像もしなかった結果でした。

私と、2回目の登頂で案内を務めた登山仲間です。ご覧のように、もう濡れていますね。

多くのハイカー、特にガイドの頭を悩ませるひとつが、トランシーバーや携帯電話などの取り出しやすさです。
Forclaz 900 には外側にポケットが3つのみ。収納スペースという意味では、物足りなさを感じる場合もあるかもしれません。

そこで、私にとってのメリットを敢えてお伝えするなら、ポケットが個別にわかれていることです。ポケットの中を引っ掻き回さなくても、探したいものがすぐに見つけられますからね。

このジャケットを実際に着てみると、今までの他のウェア以上にぴたっとしているという印象を受けました。それ自体には何ら問題はありませんが、富士山のような環境でのハイクでは、重ね着は鉄則です。

このジャケットの下にさらに薄手のジャケット、その下に厚手シャツ。私はこのジャケットを重ね着の一番上に着ましたが、少し想定外でした。寒い天候の時に、アウターシェルとしてこのジャケットを着用する場合には、ワンサイズ大きめをおすすめします。

なによりも、このジャケットの暖かさは感動ものです。富士山頂で日の出を待つ時間は、最も過酷な時間。真夜中、標高3700mの地。じっと動かず、時に風に吹かれながら過ごす時間。初回ハイクでは雨に打たれてしまったにもかかわらず、身体の芯まで温まっているようでした。

ずっと降り続く雨の日の登山、このジャケットだけをアウターとして準備されるつもりなら、それはおすすめしません。あくまでもウォーターレジスタント仕様です。ジャケットの詰め物がすぐに濡れてしまいます。 そうなると、冷たさを感じさせてしまう原因になりますからね。

プラス

  • 暖かさと、乾燥した寒い環境での耐風性。
  • 軽量でハイキングバックパックに手軽に入れておける点。
  • ウォーターレジスタントの性能が期待値を超えていた点。

マイナス

  • ポケットのスペースが限られている点。
  • 想像以上にフィット感があるので、アウターシェルとして着用予定の場合は、ワンサイズ大きめを着用する点。

 

Tokyo Snow Clubでアドベンチャーツアーガイドを務めるNikの製品レビュー

「ハイキング 防寒ロングパンツForclaz 900」レビュー

みなさん、初めまして! Nik(ニック)です。

 

追記(2016/12/02): 本記事内の「Forclaz 900」は2015年モデルのため販売終了いたしました。同様のモデルとして現在は「TOPWARM」を取り扱っております。

 

Decathlon Japan 公式オンラインストア

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