ハイキング/キャンプ

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お子さまが楽しめるレクリエーションハイク – Happy hiking! (第1回)

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今回から「Happy hiking!」と題して、夏のハイキングを楽しむためのTipsを全12回の予定でお届けしてまいります。

初回となる今回は「お子さまが楽しめるレクリエーションハイク」と題して、ゴールデンウィークを楽しみにしていたお子様と楽しい思い出を作っていただくためのTipsをお届けします。

お子さまが楽しめるレクリエーションハイク

冬のハイキングが魅せる、銀白の雪景色。その絶景シーズンを終えた今、またハイキングへ出かけよう!との誘いにも、我が子は難色を示すばかりかもしれません。

今回は、キッズウェアのプロダクトマネージャーでもあり、ひとりの父親でもあるBramが、おとなもこどもも一緒に楽しめるハイキングを実現する方法をお伝えします。

さぁ、“楽しい”ハイキングの始まりはじまり!

郊外での楽しい体験型学習・アドベンチャーと共通の要素を持つ、レクリエーションハイキング。家族と共に、新鮮な空気に触れ合える理想的な方法と言えるでしょう。

「滝や湖、動物たちに出会えるピクニックスポットを目指して、歩いてみない?」そう説得すれば、なかなか首を縦に振らなかった子どもでさえも、重い腰を上げることでしょう。

目的地まで歩きながら、自然を取り巻く環境について話し合ったり、好奇心を掻き立てるエピソードを話して聞かせましょう。その先にどんな楽しみが待っているのか、わくわく感がお子さまの足取りを軽くさせるでしょう。

お子さまの年齢に合わせて、ハイキングの内容を選びましょう。

3~5歳のお子さま:軽めのハイキングで、足慣らし。

幼児には、ハイキングとはどのようなものか、その意味・目的を感じてもらうことが大切です。“ミッション”だと確信したなら、自ら喜んで歩くでしょう。

ここで頼りになるのが、ツアー会社。四季を通して楽しめるオリエンテーリングのコースマップが多数、用意されています。

この地図を使えば、お子さまはそこに示された地点へと移動していくことができるでしょう。それらポイントをクリアしながらのハイキングは、刺激がいっぱいです。

各地点には、ご褒美を。ちょっとしたチョコレートや、ポイントを稼ぎながらの宝探し。「次のポイントにはどんなご褒美が、僕、私を待っているのだろう?」お子さまは心を躍らせながら、先へ先へと進んでいくことでしょう。

ハイキングルートにオリエンテーリング用コースが設定されていないこともあるかもしれません。その場合は、トレイルに沿って立てられた目印を活用しましょう。

目の前に広がる広大な景色。「この山中での航海を、どのように舵取りしていこう?」お子さまが試行錯誤のチャンスに出会う瞬間です。場合によっては、ファミリーを代表して、ハイキングガイド役まで買って出てくれるかもしれません!

このくらいの年齢のお子さまは、おとなの真似事が大好きです。小さなバックパックにおやつや小さめの魔法瓶を詰め込んで、おとなとお揃いのスタイルで出かけましょう。

距離は3~6㎞、やや高低差のあるハイクが適当でしょう。チャレンジを含みながらも、やる気を削いでしまわない程度のコースが、初めてのスタートにぴったりです。

6~8歳のお子さま:学びながら、もう一歩上へ。

「植物の図や絵を添えたハイキング日記をつけよう。」お子さまにそう提案してみてはいかがでしょうか。

植物そのものや、それらを取り巻く環境について、楽しみながら学ぶことができるでしょう。具体的には、ハイキング中に採集した花・葉・種などを、お子さまが小さなノートに書き留めていきます。

おとなの役割は、山の植物図鑑をバックパックに準備しておくこと。道中で見つけた植物を採集するかどうかの指針となるものです。

また、ピクニックを中断したり帰路につく際に、採集したサンプルの名称・日付・花について観察したこと・その周囲の環境・拾った場所などについての情報をお子さまがハイキングダイアリーに記しておく際にも役立ちます。

次のハイキングはもちろん、ハイキングの度にこのノートを持参しては、加筆。本物のトレイルジャーナルの完成も夢ではありません。

小さなお子さまには、少しの高低差でチャレンジを楽しめる、7~12㎞の距離のルートを選びましょう。

9~12歳のお子さま:写真撮影にチャレンジしながら、“ヒントとコツ”を掴もう。

少年・少女へと成長したお子さまのモチベーションを引き上げるのが、ハイキングでのカメラマン体験。ハイクをしながらカメラに収めるべき対象リストを、お子さまに渡しましょう。選ぶルートの数だけ、撮影リストのバリエーションも豊富。お子さまの創造性を育むと同時に、感動の思い出を記録することができるでしょう。

この他、マウンテンガイドが提供する、自然トレイルでの”ヒントとコツ”を学べるのも、ちょうどこのステージです。植物についての知識・マッチを使わず火を熾す術・寒くなった場合の対処法など、実体験を交えながら生きるうえでの”ヒントとコツ”を学べます。

お子さまの気分は、まるでロビンソン・クルーソー。次回のハイキングでは、始終目を輝かせながら、ハイキングで知り得たいろんな知識をたっぷりとお披露目してくれるでしょう。

次のハイキングでは、お子さまを地図担当に任命を。コースの舵を任せましょう。もちろん、そばでやさしく見守ってあげるようにしてください。

お友達との時間を大切にするようになるのも、このあたりの時期から。それなら、お子さまの仲間も誘ってみてはいかがでしょうか。きっと、ハイキングの楽しみが何倍にも膨らむでしょう。

距離に関しては、10歳前後のお子さまともなれば、体力的におとなと同程度のチャレンジが可能です。そうはいっても、無理のないコースを吟味し、トラブルを回避しましょう。水分・栄養に関しても、油断は禁物です。

お子さまの表情に陰りが見え隠れしてきたら、シリアルバーやドライフルーツでエネルギーレベルをアップ。その時点までの達成距離・到達時間を伝えて励ましたり、短い休憩を定期的に取り入れて、お子さまのやる気を保ちましょう。

その他、切り傷・擦り傷に備えた救急セットも用意しておきましょう。

短距離の平坦な場所でのウォーキングなら、ポールは1本で済ませましょう。持つ手は定期的に左右で交代させましょう。

長距離に及ぶハイクなら、特にバランス・安定感・筋肉への衝撃を考慮して、ポールを2本準備されることをおすすめします。

(ポール選びに迷いが生じたら、過去の配信記事“ハイキングポールの選び方”を参考にしてください。)

Happy hiking!

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この記事の原文(英語)
第2回 テント内に発生する結露
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ハイキングをもっと楽しむためのポールの使用・調節方法 – 春のハイキングガイド(第8回)

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春シーズンのTipsもこれで最後。今日は、前回に続き「ポール」についてのTipsです。
> 第7回 ハイキングポールの選び方

一度でも使ったら、もう手放せない。そんなハイキングポール使いこなし術をお届けします。

これまでのTipsを参考にしていただき、春の連休にハイキングに出かけてみてくださいね!

ハイキングをもっと楽しむためのポールの使用・調節方法

ハイキングの際に背負うバックパックと荷物が関節にかける負担。ポールを使用することで、25%軽減することはご存知でしょうか。

特にひざへの負荷を減らせます。また、バランスを保つのに大きな手助けとなり、ハイキング事故の上位にあがるスリップのリスクを低減します。

初めのうちはポールを使って歩くことさえ難しく、てこずってしまったり、不自然に感じるかもしれません。

しかし、一旦正しく扱うコツさえ掴めば、もう二度と手放せなくなってしまうでしょう。

その使い方・調節方法などのノウハウは、ここからご案内します。

>> ポールの調節方法

スキーポールと異なる点は、ハイキングポールはスクリューやクリップ(レバー)での長さ調節ができること。

クリップ式はポールの外周など、“外側”に付いています。手早く簡単に操作でき、しっかりと安全に固定されているかの確認もすぐに行えます。

スクリュー式は内側です。慣れるまで多少の時間を要しますが、軽さが魅力です。

使う前には、ポールの調節機能(クリップもしくはスクリュー)が正しく働くことを必ず毎回確認しましょう。

スクリューは、しっかりと締めることが前提ですが、過度に力をかけ過ぎないようにしましょう。何か特別なツールを使ったりする必要はありません。きつく締めすぎると、後から調節ができなくなってしまう可能性もあります。ポールに表示されている“STOP(ストップ)”のラインを越えないようにも注意しましょう。指定外の使い方をした場合、使用中に破損するおそれがあります。

実際に調節する際には、ポールを持つ前腕は身体に対して垂直に、ひじは直角にします。計画しているハイキングの内容に応じて、多少の調整が必要です。詳細は、次の説明ムービーをご覧ください。

>> ポールの使用方法

ずっと平坦なエリアでのハイキングなら、次の2つ。

  • 左右の足の動きに合わせて、反対側のポールを交互に動かします。(右足を出すときには、左のポールを使います。)
  • 使わないときは、パックパックに収納しておくか、外側のポールひもを使ってしっかりと固定しておきます。

下りでは、前向きにかかる力を分散させる役割を果たします。平坦な場所と同じように交互に使っても構いませんが、もう一つの使い方として、左右のポールを同時に自分より前に出し、足元のじゃまにならない位置に突く方法もあります。急勾配のある下り道なら、後者を特におすすめします。下りの坂道でも快適に進んで行くためには、ポールをあと5㎝ほど長く調節しましょう。

上りとなれば、使い方もまた変わります。ポールは約5㎝短めに調節しましょう。上り坂の傾斜に合わせて、調節をします。ウォーキング時に、左右のポールを自分より前に突き、自分自身を上に引き上げるようにします。もちろん、左右交互に使っても問題ありません。

胸部が正しく開くように腕と脚にかかる力を均衡にする秘訣は、胸部を直立位置に近づけることです。呼吸とウォーキングペースの改善に貢献します。

>> リストストラップの役割と使い方

歩こうとポールに力をかける時に、ハイカーをサポートするのが、リストストラップです。さらには、疲労感を和らげ、手を楽にします。これらを使わなければ、より力強くポールハンドルを握っていなければならず、ハイカーを疲弊させる結果にもなりかねません。

適切に使うために、手はリストストラップの下側から通します。親指と人差し指の間にストラップ上部を挟みこみ、そのままハンドルを握ります。(ムービーをご参照ください。)

下りでは、リストストラップは外しておく方が良いでしょう。

ポール使用中に転倒。万が一のそんな事態でも、リストストラップをつけていなければ、足を取られないよう、すぐさまポールを手放せます。

>> ポールは1本?それとも2本?

ショートウォーク・平坦なエリアなら、1本で事足りるでしょう。ポールを持つ手は定期的に替えるのを忘れないようにしましょう。

ロングウォークの場合、DECATHLON(デカトロン)では、バランス・安定感・筋肉への衝撃を考慮して、2本使いをおすすめしています。

Happy hiking! ポール選びに迷いが生じたら、過去の記事「ハイキングポールの選び方」を振り返ってみましょう。

この記事の原文(英語)はQuechua(ケシュア)のブランドサイトで読むことができます。

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第7回 ハイキングポールの選び方
ハイキングに関する過去の記事はこちら
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ハイキングポールの選び方 – 春のハイキングガイド(第7回)

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ハイキングポールの有用性は疑いの余地はありません。しかし、シンプルな構造の中にも様々な工夫が凝らされています。

今回は、ポールの選び方、使い方、調整方法をご紹介します。
> 第6回 バックパッキングの効率的な荷造り方法

ハイキングポールの選び方

製品をじっくりと見比べながら、臨むハイキングスタイルにぴったりのハイキングポールを選びましょう。

■重さ

まず重要になるキーワードが、質量です。
軽量であればあるほど、コントロールしやすく、少ないエネルギーで使うことができるでしょう。

■セクション数

セクションとは、ポールを構成するパーツです。セクション数が多いほど、折りたたんだり伸縮させてコンパクトにまとめることが可能です。

一般的には、2~3セクション。収納の観点からは、セクション数にこだわるよりも、縮めた後の長さで選ぶと良いでしょう。

バックバックにポールをしまっておかなければならないような、はしごや鎖場などの難所を通過するトレイルなら、3セクションポールが望ましいでしょう。

■調節システム

ハイカーの身長やトレイルに合わせて、ポールを調節できるかどうかも、大切なポイントです。

調節システムは、2種類。

外側に付いたクリップ(レバー)式は、手早く簡単に調節できます。正しくしっかりと固定されているかの確認もしやすく、安全面でも安心です。

ポール内部のネジ構造を利用したスクリュー式は、慣れるまでは使いづらさを感じることがあるかもしれませんが、軽さにおいてはより優れています。

緩まないようにと、どこまでもきつく締めてしまいがちですが、ツールを使ってまできつく締める必要はありません。後になってから、スクリューを緩めることができなくなってしまう可能性があります。

■ハンドル

最初にハンドルの素材を確認しましょう。

プラスティック製ハンドルの特徴は、手頃な値段とかたい作り。重さがあることと、手に汗をかいてしまった場合の対策が施されていないことから、いつも使うものの予備として持っておく分には、役立つでしょう。

コルクフォーム製ハンドルは、やわらかさがより増します。定期的にハードなハイキングをするハイカーにとっては、願ったりかなったりのこの素材。手にかいた汗を吸収し、良好なグリップ感を保ちます。

気をつけなければならないのが、保管場所。ガレージに置いたままにすると、ハンドル部分のフォームやコルクをねずみにかじられる被害に遭うかもしれません。

快適さを左右するもう一つの要素が、ハンドルの形状です。

すとんとまっすぐなタイプ、もしくはより優れたグリップ感を実現する人体工学デザイン採用モデルから選ぶことができます。

この他、グリップ部分が長めにデザインされたモデルを目にすることがあるかもしれません。握る位置を変えることができ、特に坂道などでは重宝するでしょう。

■リストストラップ

リストストラップの役割は2つ。

1つめは、ポールが手から離れてしまったり、ウォーターボトルやカメラを手にしようとする度に、ポールを置かなければならない状態を防ぎます

2つめは、ポールを適切に使用するための大きなサポート役
疲れを軽減し、手を楽に和らげます。パッド付のリストストラップなら、使い心地もさらに向上するでしょう。リストストラップの幅:ひもの幅が広くなればなるほど、サポート力もアップします。

中位~上位モデルでは、手軽にリストストラップの調節が行えるクリップ機構が備わっているものもあります。

■ポールの先端

主に、2種類のうちどちらかの素材が採用されています。

エントリーモデルとして頑丈ではあるものの、磨耗のはやいスチール製

もしくは、より頑丈で長持ちするタングステン(鉱物の一種)製。どちらを選ぶかは、ハイキングの内容やトレイル次第です。

■バスケット

バスケットも季節に応じて、使い分けをしましょう。

草むら・泥地・岩場・石ころだらけの夏のハイキングでは、小さいモデルを。

冬になり、新雪などのやわらかいトレイルに出かけるなら、沈み込みを防ぐため、大きめのバスケットを。

バスケットは取り替えが可能なため、同じポールのまま、夏と冬でシーズンごとにバスケットだけを交換できます。

大きいバスケットの夏場の使用はおすすめしません。石に引っかかり、転倒に繋がるおそれがあります。