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ビギナーガイド:シュラフ – Happy hiking!

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ビギナーガイド:シュラフ

シュラフの長さは身長に合わせて選びましょう。

キャンプをこれから始めようと初めてシュラフを買ったときのこと。何を探せばよいのかまったく検討もつかず、単純に自分が買える一番コンパクトなシュラフを選んだのです。

コンパクトサイズはいくつかの場所を巡るのに便利ではあったものの、暖かい気候で使用するデザインでした。ひどく寒く、快適とは程遠い夜を過ごしました。この経験が後のシュラフ選びの教訓となりました。

温度

身体を適温に保つことは、快眠に欠かせない要素です。体温は、気温とシュラフの遮断性に左右されるのです。

シュラフ選びのスタート地点は、想定される夜の温度を考慮すること。このポイント押さえておけば、夜中ずっと心地よくいられる温度の範囲に応じてシュラフを選ぶことができるでしょう。

ヨーロッパでは、シュラフが欧州基準EN 13537で定められた遮断性能を満たすどうかテストしています。このテストでは、各シュラフに対して、上限・快適・下限・極限という4段階の温度範囲が設定されます。

シュラフ選びでは、夜に体験するであろう温度に近い範囲が快適温度として設定されているものを選ぶのがベストです。夜の温度が8~12℃の間なら、快適温度範囲として10℃が設定されているシュラフが理想です。

Quechua(ケシュア)のシュラフの場合、下限温度は快適レベルを5℃下回ります。下限温度以下に温度が下降するようなら、下限温度範囲の異なるシュラフを使うか、暖かくするためにシーツやブランケットを重ねるのが最善策といえるでしょう。

長さ

シュラフの長さもいろいろです。適切なモデルを選ぶには、ご自身の身長を考慮する必要があります。

ミニマムサイズは、最低でもご自身の全身を覆える身長分。大きすぎると、その分内部の空間も大きくなり、身体を温めることが難しくなります。シュラフの理想の長さとしては、身長より少しだけ大きめくらいを目安にしましょう。

コンパクトさと重さ

シュラフのコンパクトさと重さは、トレッキングやトラベル派の方にとっては特に重要な項目です。

そのような場合は、より小さくより軽いシュラフがより便利。しかし、暖かい温度に合わせてデザインされたシュラフは、一般的により薄くより軽く、コンパクトなサイズになっています。

これらの要素は重要ではあるとはいえ、快適温度での睡眠を犠牲にはしたくはないでしょう。それなら、まずは適切な温度を見定めましょう。

それを軸に、コンパクトさや重さなどの追加項目も視野に入れながら検討しましょう。

フードの有無

シュラフにはフード付のものとフードなしのものが存在します。フードがあれば頭部のクッションとして便利です。枕なしでも眠ることができるでしょう。

最終的には個々の嗜好に合わせて、より快適に眠りにつけるデザインを選ぶことになるでしょう。

ジップ

シュラフには左右のシップがついています。しかし、自分ひとりで使おうとお考えの場合には、この項目はさほど意味をなしません。左右のジップは誰かと一緒に2人で眠りたいときに、繋げることが可能です。

その場合には、左ジップのシュラフと併せて、右ジップの別のシュラフも選びましょう。

まとめ

シュラフ選びの際、まずは快適温度と想定される夜の温度を見比べましょう。

次に、適切なサイズを見極めます。

その後は、サイズのコンパクトさ・重さ・予算などのポイントで絞り込みまましょう。

DecathlonでQuechua(ケシュア)のラインナップを覗いてみてください。

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この記事の原文(英語)

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新開発”Snow Contact”ソール、最大限のグリップ感を実現。

Quechua(ケシュア)は、雪原でのハイキングに特化した”Snow Contact”ソールを新たに開発しました。特徴は、最大限まで最適化されたグリップ感。この新テクノロジーが生み出された背景やそのデザイン・特徴など、Louise Chekroun(ウィンターフットウェア部門プロダクトマネージャー)のメッセージをご紹介します。

スノーシューズにまつわるハイカーたちの体験談をきっかけに、私たちQuechua(ケシュア)チームによる”Snow Contact”ソールの開発が始まります。Quechua(ケシュア)が目指したのは、雪の上でも充分なグリップ感を保つ特別なソールです。

その狙い通り、冬のハイキングを想定した”Snow Contact”ソール搭載モデル(スノーシューズ/スノーブーツ)には、滑りやすい雪や氷の上でさえも確実に機能を発揮する技術的工夫が施されました。

追求すべきは、グリップ感。

この”Snow Contact”ソールの誕生の裏には、Decathlon(デカトロン)グループにおける広範な研究開発の努力が隠されています。

グリップ感を向上させたのが、最適化された5mmソールです。このソールは、クランポン(アイゼンとも呼ばれています。)の役割を担います。雪の上では、従来のソールよりもさらに高い機能性を誇ります。ソール構成についても、ソフトで柔軟性のある素材感にこだわり、度重なる改善がなされました。その連続が、現在の最大限のグリップ感を導き出す結果に至りました。冬用タイヤと同じ原理がこのソールにも反映されているのです。

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“Snow Contact”技術認証

さらに、一旦開発が進んだ段階で、そのデザインが確かであることを幾度となく検証しました。具体的には、長期に渡るフィールドテストや、アイスリンク、ラボでのテストです。そして、この検証のため、ソール研究プロジェクトを補完すべく、Quechua(ケシュア)認証基準を確立しました。

これらのテストは、デザインとパフォーマンスの関連性の研究・製品の制動係数測定基準の開発などの項目において、信頼性のある結果が得られるまで続けられました。こうした研究開発による技術認証を受けた努力の賜物こそが、新開発”Snow Contact”ソールなのです。

Louise Chekroun, Quechua(ケシュア)ウィンターフットウェア部門プロダクトマネージャー。

Quechua(ケシュア)の登山とハイキング用シューズはメンズレディースこちらから。

ちなみにSNOWCONTACT テクノロジーを採用Quechua(ケシュア)ハイキング ブーツForclaz 500

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SIMOND(シモン)の歩み

数々の挑戦の物語

Simond(シモン)の歩みは、山岳界の変遷を物語っています。

1820年代初頭、鍛冶屋と水晶採掘を生業としていたSimond家の兄弟は、アルヴ川たもとの鍛冶場で、木材・鉄材を加工した農機具・ベル・水晶採掘用の道具作りに従事していました。山岳のための道具を作ってほしいというあるリクエストをきっかけに、Simond兄弟のモンブランへの探求が始まります。

1860年に入ると、シャモニーバレーは多くの登山家で賑わいを見せました。Simond兄弟は鍛冶場での仕事の傍ら、François Simondはアックス(ピッケル)、クランポン(アイゼン)、トボガン、スキーなどの山岳用品作りに力を入れました。当時、Françoisはボソン氷河の麓に発電機を導入した小さな鍛冶場を構えていました。その当時の彼の鉄材・木材に関する専門知識と鍛冶・電気の技術、そして多くの登山家からの信頼は、そのまま今日へと受け継がれています。こうしてシャモニーを起点に、Simond(シモン)は世界の山岳界の中心的存在へと登りつめました。

2004年、Ludger Simondは、Simond(シモン)をフランスのマリン用品を扱う金属加工会社Wichardに売却しました。こうして、Simond家による経営は2004年に幕を下ろしました。とはいえ、Ludger Simondの引退は至って前向きなもので、彼は今もなおSimond(チーム)と交流し、Simond(シモン)にとっての揺ぎない強力なサポーターであり続けています。

この4年後の2008年、Wichardは再びマリン用品に軸足を戻し、Simond(シモン)はDecathlon(デカトロン)ネットワークの一員として迎え入れられました。そして、高度な技術を誇るアックス(ピッケル)、クランポン(アイゼン)、カラビナのみならず、ロープ、ハーネス、ロッククライミングシューズ&ウェアまで、ラインナップを拡充しました。Simond(シモン)は、Decathlon(デカトロン)ネットワークのノウハウのもと、世界中のクライマーへのあらゆる山岳・クライミング用品の提供を実現しました。

Simond兄弟

Simond兄弟

鍛造されたクランポン(アイゼン)

鍛造されたクランポン(アイゼン)

アックス(ピッケル)

アックス(ピッケル)